2008年08月09日
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世田谷美術館・建築がみる夢 石山修武と12の物語・物語が聞こえる−ぼくたちのお気に入り

Written By: 川俣 晶連絡先

 世田谷美術館建築がみる夢 石山修武と12の物語を見てきました。ついでに、このチケットで入れた物語が聞こえる−ぼくたちのお気に入り 第1期収蔵品展 チルドレンズ・ミュージアムも見てきました。

世田谷美術館

アクセス・世田谷美術館 §

 世田谷美術館は、うちから見ると特にアクセス性が悪すぎる位置にあります。普通に行くなら、用賀に出てそこからバスに乗らねばなりません。バスだけでも敬遠したいのに、用賀に出るには世田谷線で三軒茶屋に出てそこから東急に乗らねばなりません。バスは本数が少なく、しかも時間通りに来るか分からないし、世田谷線は遅く車内も狭いので長距離はあまり乗りたくありません。しかもかなり遠回りの経路になります。

 ところが、あらためて調べてみると、実は千歳船橋からバスで行けることが判明。用賀発と千歳船橋のバスの本数はおおむね同程度。唯一の差はバス停の位置が少し違っていて、用賀発の方がより美術館に近いこと。しかし、これは些細な差異でしかありません。

 というわけで、山下(豪徳寺)で世田谷線から小田急に乗り換えて2駅の千歳船橋から行ってみることに。バスの時間が不安定であることを除けば、問題なし。便利ではないものの、世田谷美術館がぐっと近くなった感じがあります。

 ちなみに、昔と比べた優れた改善点はPASMOだけで全ての交通料金を支払えたことです。小田急線はもちろん、世田谷線もバスもPASMO1枚で全て乗ることができました。これは良い特徴です。

世田谷美術館 §

 世田谷美術館に行くのは2回目です。前回は日の短い冬場で、しかも閉館間際の時間だったので、帰りのバス停が暗かった印象が強く残ります。しかし、今日は明るい昼頃の時間帯だったので、まるで印象が違いました。

建築がみる夢 石山修武と12の物語 §

 下高井戸駅近くの普通の道沿いの掲示板にポスターが貼ってあって知りました。その時に、痛烈に見たいと思いました。そして、後ろ向きの気持ちを必死にこらえつつ、やっと見てきました。

 感想は「ともかく面白い」。

 何がどうなっているのか分からないことばかりですが、ともかく「面白い」。

 正直、これが建築として正しいか、役に立つか、ということは分かりません。しかし、ともかく「面白い」。

 単純な理屈で割り切れない面白さです。

 これがアートというものでしょう。

物語が聞こえる−ぼくたちのお気に入り 第1期収蔵品展 チルドレンズ・ミュージアム §

 面白い企画です。大人が見ても面白いと思います。

 特に、猫の絵を意識的に多く並べているのが面白いですね。動物らしかったり、人間っぽかったり、模式的に描かれたり、ずらりと並んだり。

 なかなか楽しめました。